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2020年7月4日 Windows10で確認しました
「コピペのし過ぎで小指釣りそう」
「そもそもここにCtrlあるのおかしくない?」
windows使う人の共通の悩みかと思います。
私も長年不満を抱えながらやってきました。
だったらCtrl位置変えちゃいませんか?
この記事ではCtrl の位置を変更する方法を紹介します
Ctrlはコピペ以外にもたくさんのショートカットに使われていますよね。
たくさん使うCtrlボタンがキーボードの左端一番下というなんとも押しにくい場所に。。
ご紹介する方法では、レジストリをいじることになります。
読んでみて自信がなければ同じ機能のフリーソフトもありますので、そちらを使用することをお勧めします。
- 1: CtrlはCapsLkと入れ替えよう
- 2: Scancode Mapを作成する
- 2.1: Scancodeとは
- 2.2: レジストリ エディターを開く
- 2.3: ファイルに設定値を入れる
- 2.4: やる前に自分が何を書いているのかは理解しましょう
- 3: まとめ
- 4: 最後に
CtrlはCapsLkと入れ替えよう
CapsLkはAの隣、ホームポジションから小指を左にひとつずらすだけで押せます。
CapsLockって使います?
むしろ邪魔だったりしませんか?
使わないなら頻度の高い“Ctrl”と場所交換しましょう。
ここからやり方を説明しますが、レジストリをいじります。
レジストリというのはパソコンが使う地図のようなものなので誤った変更をしてしまうと最悪動かなくなってしまうこともあります。
自己責任のうえで十二分に注意して行ってください。
私が書くのもなんですがweb上の情報は信頼性が低いので、設定変更等をするときは是非他の人話も参考にしましょう。
Scancode Mapを作成する
Scancodeとは
キーボードのキーを叩くと、CPUに「xxのキーが叩かれたよ」という情報が送られます。
叩いたキーによりCPUに送る情報 (コード) のことをScancodeといいます。
Scancode Mapとは、叩いたキーとCPUに送るコードの組み合わせになります。
例えば、
Ctrlキーが叩かれるとCPUには “00 1d” のコードが送られます
CtrlとCapsLkを入れ替えるにはこのMapを作ってあげればいいですね。
作業としては、指定の場所に変更設定を書いたファイルを置くという作業になります。
レジストリ エディターを開く
まずはファイル置き場に飛びます。
スタートキーを右クリック
「ファイル名を指定して実行」をクリック
“regidit” と入れて「OK」をクリック
レジストリ エディターが開くので
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Keyboard Layout
にいることを確認
編集 → 新規 → バイナリ値をクリックするとファイルができます。
ファイル名を “Scancode Map” とします。
ファイルに設定値を入れる
ダブルクリックで中身が開くのでここに設定値をいれます。
「OK」を押して再起動すれば終了です。
やる前に自分が何を書いているのかは理解しましょう
頭からいきます
※リトルエンディアンになるので最下位のバイトから書きます。
例えば、「11 22 33 44」を送るには 「44 33 22 11」と書くので注意してください。
- 00 00 00 00 : バージョン
- 00 00 00 00 : フラグ
ここまではいつも同じです。
この後が設定値になります。
- 03 00 00 00 : 割り当てをする数 (最後のNullをいれて)
今回は「Ctrl → CapsLk」,「 CapsLk → Ctrl」の2つと最後のNullを入れて”3″です
- 1D 00 3A 00 : CapsLkを押されたらCtrlのcodeを送る
- 3A 00 1D 00 : Ctrlを押されたらCapsLkのcodeを送る
- 00 00 00 00 : Null(終端)
Ctrl 001D
CapsLk 003A
他にも好きに作ることができるのでご自分のいいようにやってみてください。
まとめ
- CapsLkとCtrlの位置を入れ替えることでCtrlの押しにくさが劇的に改善
- レジストリをいじるので注意が必要
- フリーソフトでおなじことができる
最後に
しつこいですがレジストリをいじるのはヘタをすると動かなくなる危険性はありますので十分に気をつけて、かつバックアップを取ることも忘れないようにしましょう。